:流行っていた軍歌


当時流行った歌は軍歌しかなかった。大和魂・「ほしがりません勝つまでは」国民総栄養失調、「かくて神風が吹く」と云われ、勇ましい軍歌に励まされた時代でした。

戦友 敵は幾万 加藤隼戦闘機 ラバウル小唄 月月火水木金金 同期の桜
轟沈 太平洋行進曲 軍艦行進曲 愛国行進曲 若鷲の歌 曉に祈る
空の勇士 愛馬進軍歌 歩兵の本領 日本陸軍 空の神兵 麦と兵隊

紀元2600年

1 金鵄(きんし)輝く 日本の

  栄(はえ)ある光 身にうけて

  いまこそ祝え この朝(あした)

  紀元は二千六百年

  ああ 一億の胸はなる


2 歓喜あふるる この土を

  しっかと我等 踏みしめて

  はるかに仰ぐ 大御言(おおみこと)

  紀元は二千六百年

  ああ 肇国(ちょうこく)の雲青し


3 荒(すさ)ぶ世界に ただ一つ

  揺るがぬ御代に 生立ちし

  感謝は清き 火と燃えて

  紀元は二千六百年

  ああ 報国の血は勇む



   間奏


4 潮(うしお)豊けき 海原に

  桜と富士の 影織りて

  世紀の文化 また新(あらた)

  紀元は二千六百年

  ああ 燦爛(さんらん)のこの国威

5 正義凛たる 旗の下(もと)

  明朗アジア うち建てん

  力と意気を 示せ今

  紀元は二千六百年

  ああ 弥栄(いやさか)の日は上る