タージ・マハル
Taj Mahal
総大理石の白亜の廟は、インド・イスラム文化の代表的な建築物です
1983年、インドの世界遺産に登録されました
タージ・マハルの特徴はその完全なる左右対称
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ムガル帝国第5代皇帝 シャー・ジャハーン |
| 妃 アルジェマンド・バーヌー・ベーガム |
ミナレット
イスラム建築・総大理石
皇帝は常時2万人の労働力を投入し、22年の歳月をかけて、ついに1653年にこれを完成
大理石の象嵌細工の工房
タージ・マハールの象嵌細工を作った職人たちが
アグラに住み続け伝統技術を受け継いでいる
象嵌は明かりで浮かび上がる
大きいものは数10万円
アグラ城
16世紀から300年余に渡ってインドで繁栄を誇った、
イスラム勢力のムガル帝国歴代皇帝の城で、帝国の強大な力と栄華を今に伝えています
アグラ城門
赤砂岩の城
お城の中の商店
城塞内の「囚われの塔」
ムサンマン・ブルジ
第5代皇帝シャー・ジャハンのあまりの散財ぶりを見かねた
息子のアウラングゼーブ帝によって幽閉されていた塔です
この息子の代でムガール帝国は崩壊
シャー・ジャハーンの宮廷から廟を見ていた
アグラ城からのタージ・マハル
タージ・マハルの建設により財政が逼迫したことに加え、皇子たちの後継者争いも勃発したのです
国庫を空にしてしまった皇帝は、三男(後のアウラングゼーブ帝)によってアグラ城へ幽閉され以後、
皇帝は窓からタージ・マハルを眺め、愛する妃のことを思いながら生を終えたのです
珊瑚や翡翠の象嵌
南インドからの観光客
ファテープル・シクリ
アグラ城から遷都
1571年から5年をかけて建立された、ムガル帝国第3代皇帝アクバルの城跡
慢性的な水不足と猛暑のため、
わずか14年間(1574年〜1588年)しか使用されなかった
ジャイナ教の文様
イスラム文様と土着の文様の融和