Somewhere My Love ララのテーマ
ドクトルジバコは帝政ロシアからレーニンの時代にかわるときの物語である。 医者であるジバコが戦線に軍医で赴いてるとき、野戦病院で知り合った女性ラーラに好意をもつようになった。 モスクワに戻ってから、帝政ロシアから革命の嵐に巻き込まれ、一家は田舎にのがれて生活する。
あるとき、出かけた町で何年ぶりかにラーラに出会い、ジバコは妻を捨ててラーラのもとにいく。 氷に 閉ざされた郊外の空き家で、つかの間の二人だけの愛の生活をす る ・・ しあわせの日々というのは、いつも容赦なくこわされるように、ある日ジバコは革命の赤軍に連れ去られる。
時代は、二人をすぐ引き離し、数年後、ジバコはモスクワの 路上で彼女を見掛け、電車をおりて声をかけようとするが、 心臓 発作でたおれてしまう。 ラーラのもっている暖かい愛情につつまれるような詩情とロシアの厳しい冬と政治の世界が テーマミュージックと共によみがえ てくる。