Romance De Amor

1940年6月、南仏の田舎。機銃掃射で両親を失い、さまよっていた5歳の少女ポーレットは、
農家の少年ミシェルと出会い彼の家に連れていってもらう。
ポーレットのために死んだ子犬の墓を作るミシェルから、死んだものはこうやって葬る事を
教わったポーレットはミシェルといっしょに次々とお墓を造り十字架立てていった。
十字架も教会も知らないポートレットは“十字架遊び”に夢中になる。
墓場で遊ぶ子供達の無邪気な行為を通じて、戦争のむごさ、痛ましさを描いた感動作。

少女ポートレットが「ママ」と泣き叫び、雑踏の中に消えて行くラストのシーンは
感動がひときわ高まります。
ナルシス・イェペスののアコースティック・ギターの素朴な音色が
この映画を一層引き立てています。
この曲は「愛のロマンス」と言う題名のスペインの民謡です。

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