監督: ビクター フレミング
出演: ジュディ ガーランド、フランク モーガン、レイ ボルジャー、バートラー、トト

1939年度作品。この作品はフランク バウムの児童文学「オズの不思議な世界」の映画化です。
当時13才だったジュディガーランドが主演に抜擢され、空前のヒット作品となりました。
1978年には「ウィズ」としてニューヨークに背景を移して、1985年には「リターントゥオズ」として、
その後の物語が再映画化されていますがこの作品にはおよびません。
この作品はMGMがカラーミュージカル時代に突入した記念すべき作品です。
この後、「錨を上げて」、「踊る海賊」、「ブリガドーン」とジーンケリーの作品が続いていきます。
トトとドロシー 竜巻に乗ってオズの国へ

主題曲「Over the rainbow」(アカデミー主題歌賞を獲得)は有名です。
映画が始まると、白黒で「なんだ!」と思っていたら、オズの国へ行ったらカラーへ。
その事がいっそう、オズの世界を引き立たせました。
物語は、カンザスの田舎に住む、少女ドロシー(ジュディガーランド)が犬のトトと竜巻に巻き込まれオズの国へ行き、
途中で知り合ったかかし、ライオン、ブリキのロボットとそれぞれ「知識」、「勇気」、「心」を探してオズの魔法使いに会いに旅をします。
そして最後はそれらの物はそれぞれがすでに持っている物であり、気が付かなかっただけということがわかるのです。

オズの国へ ロボット、かかし、ライオンと オズの城へ
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