1875年、ゴールド・ラッシュ夢に浮かされていた頃のカナディアン・ロッキー。
16歳になる息子マークを訪ねてやってきたマット(ロバート・ミッチャム)は、
酒場の芸人ケイ(マリリン・モンロー)の世話になっていたマークを引き取り、農場を買って住みつく。
ケイの情夫ハリー(ロリー・カルホーン)は無法者の賭博師で、
ポーカーで奪った金鉱の登記をしようとケイと共に筏で河を下る途中に漂流し、マットに助けられた。
この河は、無事に下り切った者がいないことから“帰らざる河”と呼ばれる激流。だが、
危険だと諭すマットをハリーは銃でおどし、あきれるケイを残して食糧と馬を奪って一人で旅立ってしまった。
やがて農場はインディアンの襲撃を受け、マットはケイとマークを連れて逃げ出す。
そしてなんとか筏で河を下ろうとするが…。
迫力ある激流下りが見せ場の西部劇。マリリン・モンローが主題歌を歌い、ものうげな歌声を聞かせている。
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