(South Pacific)

物語は特命を帯びてポリネシアの小島に赴任してきた海軍中尉、ケーブルが飛行機でやってくる。
その小島では沖合いにある仕官専用の「バリハイ島」に憧れを持っている兵士たちが、なんとかバリハイに
渡ろうと画策していた。ケーブル中尉は日本軍の島を偵察するため、フランス人の農園主、デ・ベックを
案内人として連れて行こうと考える。
ここから物語りは展開していく。南の島の美しい景色をバックにデ・ベックと従軍看護婦のフォーブッシュの恋、
ゲーブル中尉とトンキン人の娘、リアットとのかなわぬ恋を絡めて物語りは進行していく。
日本軍の駐留する島に侵入したベックとゲーブル中尉は日本軍が撤退することをつきとめる。しかし、
無事帰還できたのはベックだけであった。ゲーブル中尉は日本軍の攻撃のため戦死してしまう。
この作品の見所はなんと言ってもミッチー・ゲイナーの踊りのシーンであろう。砂浜で兵士たちの慰問のため
舞台をところ狭し歌い(吹き替えだが)踊るシーン、何度見てもあきないシーンである。

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