いわずと知れたワイアット・ア−プとドク・ホリディ対クラントン一家OK牧場の決闘である。
無骨な男たちを淡々と描く静からダイナミックな動への展開、名場面の連続。
西部劇史上最も有名で、またジョン・フォード監督の代表作でもある。
邦題「荒野の決闘」は1947年日本初公開時のタイトル。
その後、1982年の完全版公開時に「いとしのクレメンタイン」に変更された。
アリゾナ州トゥ−ムストーンでキャトル・ドライヴの野営中、牛を盗まれ、
末弟を射殺されたワイアット・ア−プは二人の弟を助手に保安官に就任する。
飲んだくれの町医者であり、酒場を経営する早撃ちの名手ドク・ホリディに奇妙な友情を感じるワイアットだが、
ドクを東部に連れ戻しに来たドクの婚約者クレメンタインにほのかな恋心を抱く。
やがて、ワイアットはクラントン一家こそが牛泥棒で目指す弟の仇であることに気付くが、
逆に深追いした三男まで射殺されてしまう。
弟の死骸とともに届けられる果たし状。
ワイアットと次男モーガン、そしてドクはOKコーラルへ日の出とともに向かう・・・。

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