赤城の子守うた 東海林太郎 泣くなよしよし ねんねしな 山の鴉が啼いたとて 泣いちゃいけない ねんねしな 泣けば鴉が又さわぐ 坊や男児(おとこ)だねんねしな 親がないとて泣くものか お月様さえ 只ひとり 泣かずにいるから ねんねしな にっこり笑って ねんねしな 山の土産に何をやろ どうせやくざな犬張子 貰ってやるからねんねしな 戻る